好きな人にLINEを送ったのに、なかなか返事が来ない。
その間、何度もスマホを見ては「まだかな…」とため息をつく。
…そんな経験、あなたにもありませんか?
実は、私も以前、まったく同じ状況に苦しんでいたひとりでした。
返事が来ないだけで不安になって、気持ちが沈んで、ついには泣いてしまうほど自分を追い込んでいたんです。
■「まだかな…」と何度もスマホを開いていた日々
当時の私は、相手からのLINEが自分の心の安定そのものでした。
朝起きてすぐ、夜寝る前、電車の中でも食事中でも、気づけばLINEをチェック。
「この前はこの時間に返してくれたから、今日もそろそろかな」
そんな風に、”LINEが来るかどうか”を基準に一日を過ごしていました。
でも、当然いつも返信が来るわけではありません。
返事がない時間が長引けば長引くほど、不安がどんどん膨らんでいきます。
そしてある日、我慢できずに「どうしたの?元気?」と追いLINE。
それでも返信はなく、未読のまま、あるいは既読になっても返ってこないことも。
その時の私は、まるで自分が”置き去りにされた存在”のように感じていました。
不安、怒り、寂しさ、自己否定…。いろんな感情がごちゃまぜになって、ついには大泣き。
このままじゃダメだ、と思いました。
■「自分主体の恋愛をする」という言葉に救われた
その頃、カウンセリングを受ける中で出会った言葉があります。
「自分主体の恋愛をしてみましょう」
この言葉を初めて聞いたとき、正直よくわかりませんでした。
恋愛って、相手ありきのものじゃないの?LINEって待つものじゃないの?
相手の行動に心が動くのは普通じゃないの?
でも、カウンセラーさんはこう続けました。
「LINEの返信が来るか来ないかで、あなたの心が大きく揺れるのは、“自分の軸”を相手に預けてしまっているから。
恋愛も、自分の心の持ち方ひとつで、もっと楽になるんですよ。」
この言葉を聞いたとき、ハッとしました。
私は相手に合わせてばかりで、自分がどうしたいか、どう感じているかを見失っていたんだと。
■待って苦しくなる恋愛は、”自分を後回しにしている”恋愛だった
「待つ恋愛」をしていた時、私は常に受け身でした。
相手の行動を見て、一喜一憂する。
来るかわからない返事をひたすら待ち続ける。
心の主導権を、すべて相手に預けていたんです。
でも、その在り方が私自身をどんどん苦しくしていたことに、ようやく気づきました。
だから、少しずつ「自分がどうしたいか」を考える練習を始めました。
・今日はLINEが来なくても、自分の時間を大切にしよう
・不安になったら、深呼吸して気持ちを書き出そう
・「信じる」という選択を、自分でしてみよう
そういった小さなトレーニングを積み重ねていくことで、少しずつ心が整っていきました。
■今は、相手を信頼して、自然体でやり取りできている
それから色々な人と出会い、恋愛もいくつか経験しましたが、
今は「LINEの返事」で心が大きく乱れることはほとんどありません。
お互いのペースを尊重しながら、自然体でやり取りができています。
返信のスピードではなく、「やり取りの質」や「会っている時間の心地よさ」に目を向けられるようになりました。
不安がゼロになるわけではありません。
でも、その不安に支配されない心の持ち方を、私は少しずつ身につけられたと思っています。
■まとめ:「待つ恋愛」から「自分主体の恋愛」へ
恋愛で不安になるのは、決してあなただけではありません。
誰だって、好きな人からの返事を待つ時間は、ソワソワするものです。
でも、それが「苦しい」「辛い」と感じるなら、
その時こそ、「自分主体の恋愛」を意識してみるチャンスかもしれません。
相手の言動に左右されるのではなく、
自分の心を大切にして、心地よく恋愛を楽しむこと。
それができるようになると、恋愛はもっと楽しく、安心できるものに変わっていきます。
あなたも、「待つ恋愛」から卒業して、
自分らしく恋する日々を、始めてみませんか?
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